おかしな性格
私は自分のことを「気が弱い」人間だと思っています。
ここでいう「気」とは一般的には「自分の気持ちや意思」のことらしいのですが、
私は「意思が強い」と思っているので世間の常識とは矛盾しています。
自分に自信が持てず、思い通りに行動が出来ないという点では間違いなく「気が弱い」のですが、自分の信念を曲げることはあまりないので「意思が強い」と勝手に思い込んでいます。
この性格は、集団生活ではいろいろと問題があります。
例えば、自分の意見が正しいと思っていても、その場の空気を読んで相手の意見を尊重しますが、心の中では認めていません。
その為、本音を言えば集団生活が苦手です。
しかし、子供のころから周りの空気を読んできたので、うわべ上の人当たりはよく私のことを「いい人」だと勘違いして仲良くしてくださる人も多いです。
その中には私と違って本当に「いい人」がいるので、その人たちとならいっしょにいても楽しいです。
ただ、その人たちの前でも本当に自分をさらけ出すことはなく、うわべだけの「いい人」を演じ続けているので、もはや「一人が好き」というよりは本来の自分でいられるのが一人のときだけのような気がします。